どうも、こんにちは。
日々生きていく中で、
- あー、楽しいなー。ずっとやっていたいなー
- あー、これはやりたくないな。でもやらなくちゃ
の二つの感情がぶつかる事、よくあると思います。
最近よく聞くワード「やりたくないことはやらなくていい」
はい、いろんなところで聞きますね。
甘い言葉です。
やりたいことを突き詰めて、その道で一本立っちゃった方が良いと。
確かにそうです。
でも正直、
- やらないとダメでしょう。全然大丈夫じゃないもん。
- これをやらなかったとしたら、下手したら明日から食べていけないよ
- 家族を路頭に迷わすことはしてはいけないんだ!
- 俺にはそんなスキルも才能もないから、やりたくないけどやるしかないんだ
と言った自分で自分に制限掛けちゃってる方、大変多いのではないでしょうか。
で、なんだか悶々と考えているうちにうまく動けずにただ時間が経ってしまう。
そんな、単にテレビを見る時間を削って自分のやりたいことをやりましょう。
みたいなレベルはすでに超えている方に向けたアドバイスを今回は書こうと思います。
やらないことを決めることがどうして大事なのか?
まずは実際の僕の結果を見てみましょう。
僕はなんとか最近
- 自分ではやらないこと
- 自分がやりたいこと
をきっちり分けて、実際にやらないことは自分でやらないようにできるようになってきました。
その結果、
- 精神的な負担が減る
- 自分で自分をブラックな状態に追い込むことがなくなる
- 朝起きるのが楽しみになる
と言った効果が出てきたことを実感しています。
僕がやることをやめたこと
例えば簡単なところで行くと料理と食後の洗い物。
これ、家族がいる場合はまだ仕方がないかもしれませんが、独り身だとぶっちゃけ外食の方が栄養バランスいいんじゃない?って場合もありますよね。
ハンバーガーとかファミレスではなく、和食系のチェーン店(やよい軒)などに行けば、野菜もそれなりに摂取できてコストも低いです。
なのでまずは自宅で料理することを辞めました。
まあ、言うてゆで卵とかシリアルくらいは食べたりしますが。
また、食後の洗い物が面倒で面倒で。
いつもフライパンなどは水にはつけるものの、手付かずのまま1週間放置しちゃうとかざらにありました。
だって、それ以外のことに時間を使った方が正直有意義なんだもの。
と言うことで僕は一人暮らしなので、小型の食洗機を買っちゃいました。
まあ確かに、食事を全て外にして飲み物は全てペットボトルにしちゃえば、別にいらないかもしれません。
でもコーヒーだけは自分で淹れたい派なんですね。
はいめんどくさい奴と思ったでしょう?
そうです。面倒臭い奴なんですよ。
でもだからこそ、自分のしたいことをするために、やりたくないことをやらないための投資を行うのです。
また、他には下の記事で紹介したように「歯磨き」も電動化することで時間コストと心理的負担が軽減されたと言えます。

それでどう言う結果に繋がるの?
これまた僕の場合になりますが、単純に食器洗い機なんかを買っただけで、マグカップやコーヒーサーバーなどを洗うと言う精神的、肉体的、時間的コストを無くすことができました。
それで削れた分を、自分がやりたい!と思うことに使えば良い。
それが
- ゲーム
- 映画鑑賞
- 楽器演奏
- スポーツ
- 勉強
- 睡眠
- 複業
なんでもいいですよね。
誰も止めたり抑圧する人はいないでしょう。
仮に奥さんや旦那さんが「そんなことをさせるために食洗機を買ったわけじゃない!」とかって言いそうなら、自分のお金で買っちゃえば文句を言われる筋合いはないですよね。
まあ確かにたまには家族サービスは必要でしょうが、自分の時間だって大切なはず。
これが時間を買うと言うことで「投資」であり「消費」とは違うお金の使い方にもなります。
つまり「やらないこと」を決めると言うことは、単純にやりたくないことをやらないではなく、作った時間を別なことに使えると言うことがとても重要なことになります。
時間を別なことに使うために、代わりにお金を使ってやってもらう。
とてもいいことですね。
それを続けると最初の方で書いた「心の満足度の向上」に繋がって、結果的に人生が楽しくなるわけです。
やらないことはどうして感情的に考えた方が良いのか?
そこに「お金を使う」と言うことが発生する以上、どうしても理性的に考えてしまいそうなもの。
特によっぽどストレスが溜まっていて「えーい、もう買っちゃえー!」って感じで投げやりに物などを買うのはやはりよろしくありません。
でもね、お金のことを頭で考えちゃうと「どうしてもやりたくないけど、金掛かるなら自分でやるか」と言う思考に行ってしまいがちです。
これが危ない。
前段でも話した通り「お金で時間を作る=投資」です。
例えばですが、上で紹介した食洗機。
大体4万〜5万円くらいするわけです。
4万円と聞くと、ちょっと「うーんどうしよう?」ってなりますよね。
普通の感覚だと思います。
でもねその4万円で作った時間で、5万円稼ぐ。
もしくは、これは買って正解だったな!と思える時間の使い方を行えばいいだけな訳です。
年間5万円を月に割ると大体4千2百円です。
日単位で割ると1日約140円。
自販機でペットボトル一本買う金額で言いのです。
ほら、このくらいなら簡単に稼げそうでしょう?
実際簡単に稼げます。
極端な話アンケートサイトなどで答えるだけでももらえるような金額です。
なので自分にとってちょっと悩む程度の金額で「やらないこと」をやらずに済むのであれば、お金は貯め込むよりきっちり使った方がより活きてくれるわけです。
なので「やらないこと」をやらないために使うお金はあくまで投資です。
でもお金だけを考えて心を塞いでしまうと、上でも書いた通り結局「本当はこれ、やりたくないんだけどなー」と言う状態になりがち。
だからこそまずは「感情的にやりたくないこと」をノートなどに書き出して、その後でそれに掛かる費用などを計算することから始めると、お財布的にも納得の投資とリターンを得られると言うわけです。
やらないことをどうすればやらない決心ができるのか?
これも難しいですよね。
僕も食洗機を買おうと思った時、やはりなんども「でも食器洗いなんて10分あれば終わるよねー」と考えて躊躇っていた時期がありました。
今だからこそ言います。
その10分、なめたらダメですよ。
1日10分で140円。
全然余裕な金額です。
ひょっとしたら食洗機を買う=食器を洗わなくて済む=自宅でお茶などを飲む=飲み物を買わない=1日あたりの使ってた金額が減る
と言う形で年間5万円をペイできるかもしれません。
そしてさらに10分の時間が生まれるわけです。
でもたった10分じゃあ、できることって限られてるよね?
そうですか?
確かに1日10分と考えると、本を読んだり、ブログを書いたりするには少し物足りないかもしれません。
でも月間で見たら30日間で300分も出来るわけですね。
5時間ですよ?
本一冊くらいなら余裕で読めます。
かなり出来ることが増えると思いませんか?
と、僕はその時間を考えることも「決心」に繋がった一つの要因ですが、一番手っ取り早くやるためい決心する方法は、簡単に言うと「うー。」っと悩む程度のお金を掛けることです。
お金を使った以上はなんとか取り戻したい!と言う感情が湧くものです。
最初はそれをうまく活用することで、お金を使って作った10分間を無駄に過ごさないような心構えと行動を行いやすくなります。
そのためにはやはり「まあ、このくらいならいいや」と言う金額では難しく。
できれば「こんだけ出したからにはやらないと!」となる程度の金額で考えることが大切です。
僕は大体5万円くらいが一つの基準ですかね。
5万も使ったんだからせめて10万は欲しいし、プラスでいいことないとね!みたいな笑
強欲ですね。
もちろん「仕事で」「家事で」「プライベートで」と状況や用途で金額の基準は変わってくると思いますので、そこはそれぞれの価値基準で選んでみれば良いです。
やらないことをやらないためにまず最初に何をやればいいの?
まずやるべきことは、やはり何と言っても「やりたくないことを書き出す」です。
やりたく無いことをひたすらに書き出す
これは市販のノートやメモ帳、なんならPCのメモ帳機能やGoogle Keepなどのサービスでも構いません。
ちなみに僕はマインドマップのツールを使ってこれらを洗い出します。
MacでもWindowsでも無料のものがたくさんありますので、ぜひ利用してみてください。
何を書き出すにも使えるので大変便利ですよ。
話がずれましたが、本当になんでも良いのでやりたくないことを書き出してみてください。
そのやりたくないことは「仕事」とか「子育て」みたいなことでも勿論OKです。
え?仕事や子育てって自分でやらないとダメじゃん。
どうしてですか?
世の中の企業の社長さん、自分で経理やってないですよね?
会社の経理、強いては税理士さんにお願いしたりしています。
当たり前です。
同じことで、先ほどから何度も書いている通り「お金を使って時間を作る=投資」なので、仕事であろうが子育てであろうが、人やサービスに任せられるものは任せてしまえば言いわけです。
保育園や幼稚園に子供を預けることを悪く言う人はなかなかいませんよね。
それと同じことなわけなので安心してください。
なのでまずは自分の心の制限をといて、普段面倒臭いなーと思っていることをひたすらに書き出してみましょう。
次は、どうやってそれらを自分でやらずに済むか?の案を出す
ここでもまた突拍子も無いことでも良いので、書きたいことを書いてしまえば良いです。
人に頼む、サービスに頼む、機械に頼む。
まだ知らないだけでやり方はかなり色々あるはずですので、一度この機会にきっちり考えてみましょう。
最後にそれらに対してどのくらいの対価が必要か?をまとめる
対価は何もお金だけではないかもしれません。
物々交換や場合によっては自分が相手に代わりに何かをしてあげる。でも良いでしょう。
全部書き出したらまとめてみて、トータルで自分にとってプラス(お金だけではなく精神的な観点からも)になっているか?を見直してみましょう。
ここで「すごく微妙だけどプラス」ならばやるべきですが、「プラマイゼロだなー」となった場合は、再検討をオススメします。
トータルでプラスマイナスゼロの時は再検討しよう
理由は簡単で、プラマイゼロだと体感的にはマイナスになりやすいからです。
損はしてない。でも得もしてない。
この後者が強く印象についてしまいます。
すると、やっぱりダメだった。もう何もしないで日々を過ごそう。
と言った具合に自分の人生に消極的な態度をとってしまうわけですね。
当然それだと何も変わりません。
なので、プラマイゼロの場合は再検討を行った方が良いでしょう。
やらないこと決めることのまとめ
限られた人生の中で「やらないこと」を決めて有意義に時間を過ごすことはとても大事です。
でも色々な条件や制約の中で、自分で勝手に諦めてしまったり、そもそもできないと決めつけてしまっているような状況であれば、まずはそれらを取っ払ってしまって違う角度から物を見てみることが大切です。
人生は今の延長線上にだけあるものではありません。
ひょっとしたら嬉しいハプニングでハッピーになるかもしれません。
でもその時に今の考え方のままだと結局今の状況に戻ってきてしまい、大して変わることはないでしょう。
また、悪いハプニングが起きてしまった時には、場合によっては途方に暮れてしまう可能性だってあるわけです。
「やらないこと」を決めると言うことは、自分の感情を素直に認めて、違う視点から自分の人生を見直すチャンスでもあります。
なので
心の制限を外して書き出す。
行為から、ぜひやって見てもらえればと思います。
それではまた。