こんにちは!
これまで我が家のテレビには、だいぶ昔に買ったBOSEのCompanion® 2ってスピーカーをイヤホンジャックに繋いで使っていました。
これでも音は十分いいし壊れないしでよかったんですが、流石に年月が経ってきて
- 接触が悪いのか夜中にイヤホンジャックから音が…
- ACアダプターのケーブルも今にも切れそうに
- 低音がなんか響きすぎじゃない?ってくらい響くように
と言った現象が起き始めたので、買い替えることにしました。
で、どうせ買い替えるならちゃんとテレビ用に作られていてHDMIとかでも繋げることができるサウンドバーにしようと。
色々な機種を検討したんですが、自分がテレビで見るものを考えた時に思いつくのはこの辺り。
- スポーツ中継
- 映画
- ゲーム
- クラシック音楽
これらを観ていた際に、旧BOSEのスピーカーで不満だったのが、低音が聴きすぎることによる人の声の聴き辛さだったので、クリアに人の声が出るサウンドバーがいいなと。
セリフが聞き取りやすいやつがいい→映画館いくと低音しっかりしててもセリフ聞き取りやすい→映画館で使われてるJBLのやつがいいんじゃね?ってことで、今回JBLのサウンドバーを選びました。
はい、ということでこの記事では、JBLのBAR 5.0 MultiBeamを使ってみて感じた良いところ・メリットと気になるところデメリット、もし在庫がなかったら買っていたであろう他に検討したモデルなどを紹介。
サウンドバーを探していてJBLが気になってるという方、ぜひ参考にしてください。
それでは行ってみましょう。
JBLのサウンドバーを買ったのは、映画館の音が欲しかったから
サウンドバーを選択する際、機能や価格、音質など様々ありますが、一つ大きな要因なのがメーカー。
- BOSE
- YAMAHA
- SONY
- JBL
- Sonos
- SENNHEISER
- DENON
このあたりがまあ大体候補として上ってきやすいメーカーですかね。
この中でどうしてJBLにしたかというと、映画館の音が欲しかったから。です。
これまではBOSEのPC用スピーカーをテレビにつけて使ってたんですが、音楽はいいけど人の声が聞き取りづらく、映画を観ているときにセリフが聞き取り辛かったりと言ったことがありました。
そんな中そういえば映画館の音響といえばJBLだよね→映画館では低音が聴きながらもセリフや高音も聞き取りやすいよね→じゃあJBLが間違いないんじゃない?
ってことですね。
もちろんSENNHEISERやSONY、YAMAHA、DENONもいいメーカーに違いないし、音楽を聴くということに特化した場合はJBLより選ぶべきメーカーはあると思います。
でも自分が欲しかったのは映画館の音。
ということで今回はJBLのサウンドバーを買うことにしました。
Bar 5.0 MultiBeamはこれだけで映画館の音を家で楽しめるサウンドバー
JBL Bar 5.0 MultiBeamのスペックはこんな感じ。
サイズ(幅x高さx奥行き) | 709mm x 58mm x 101mm |
重量 | 2.8kg |
サブウーファー | なし |
対応フォーマット | Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital, マルチチャンネルPCM(2ch~7.1ch)、MPEG2 AAC |
入出力端子 | HDMI入力(HDCP2.3対応) x 1, HDMI出力(eARC対応)x 1, 光デジタル入力 x 1, Bluetooth, Chromecast, AirPlay 2, Alexa MRM, Ethernet |
サウンドバー出力 | 5x50W |
スピーカー構成 | 80mm x 48mm レーストラック スピーカードライバー x 5 + 75mm径 パッシブラジエーター x 4 |
Bluetoothバージョン | 4.2 |
Wi-Fiネットワーク | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、2412~2472MHz (2.4GHz ISM バンド、米国11チャンネル、ヨーロッパなど 13チャンネル) |
サイズ感は横幅が70.9cm、高さが5.8cm、奥行きが10.1cmと比較的小さ目で、重量も2.8kgと軽い。
これは結構ありがたくて、大体のテレビの下には10cmくらいの空間があるのでスポッと入れることができるし、仮にテレビ台やスペースがなくてもテレビの上につけられる台とかにも置くことができます。
実際我が家はテレビの上につける台に置いています。
また、
使ってみて感じたいいところ・メリット
ぶっちゃけテレビについてるスピーカーより音が良くなるのは当たり前です。
では他にどんないいところがあるのか?
自分としてはこの5つがいいなと思いましたね。
- ウーファーもないのに低音がちゃんと鳴る
- 低音がすごいのに話し声や高音もクリア
- 立体的に音が聞こえて臨場感がヤバい
- 小さくて軽く場所を取らない
- 部屋に最適なセットアップは自動でやってくれる
それぞれ見てみましょう。
ウーファーもないのに低音がちゃんと鳴る
どのくらい鳴るかというと、ちょっと音量を上げると部屋が振動するレベル。
あんまり大きい音量にすると隣近所から怒られそうなので、防音室とか地下とかじゃない限り集合住宅はもちろん一軒家でもほどほどにしといた方がいいんじゃないかなと思います。
低音だけの音量を調整することもできるので、いい塩梅に調整しましょう。
低音がすごいのに話し声や高音もクリア
ボソボソっと喋るようなシーンの音声もクリアに聞こえるし、ドンドンと低音が鳴り響いている中での演者の会話も聞き取りやすくて非常に良いです。
さらにすごく細かい音、例えば銃を撃った時に薬莢が床に転がるキンキンという音や、雑踏の中のメインの会話以外の会話の音声なんかもちゃんと話していることが分かります。
立体的に音が聞こえて臨場感がヤバい
映画なんかを再生すると良く分かりますが、音がとても立体的に鳴ります。
立体的というのは、目の前で銃を撃たれたら目の前から、右側で話してる人の声は右側から、床で鳴っている音はちゃんと地面の方から鳴る感じですね。
ウーファーもないし、音を壁に反射させているだけで、そこで鳴っているわけじゃないバーチャルサラウンドってことでここまで期待していませんでしたが、結構本当に驚きました。
本気で自分がその場にいるような臨場感。
これはヤバい。
もちろん、本気の5.1chのサラウンドシステムなんかと比べるとそりゃあ劣りますが、必要十分です。
また、部屋の広さや周りにある物の影響などを受けるので、できるだけ物を片付けた部屋で使うのが理想ですね。
小さくて軽く場所を取らない
横幅が約70cm、重量が2.8kgということで、43インチとかのテレビを使っていると横幅がテレビをはみ出すこともありません。
また、重量が2.8kgということで、テレビに後付けできる棚的なものの上にも置けるので、テレビ台に場所がなかったり、壁付していて棚がないって場合でも使えるのはありがたいところです。
高さも6cmほどなのでテレビの下に置いても上に置いても対して気にならないのもいいですね。
部屋に最適なセットアップは自動でやってくれる
Bar 5.0 MultiBeamを買って、最初にやるべきはキャリブレーションです。
これは、Bar 5.0 MultiBeamが置いてある部屋に最適なセットアップを自動でやってくれる機能。
これを行わないとせっかくの性能を引き出すことができず、音がイマイチだったりします。
キャリブレーション自体は特殊な設定を行うことなく、リモコンのHDMIボタンを長押しすることで始まります。
とっても簡単でいいですね。
測定音(結構でかい音)が鳴りまくった後、表示がDONEになったら終了。
キャリブレーションを行う前と聞き比べると、音にモヤモヤ感や二重に聞こえるみたいなことがなく低音が聴きながらクリアな音質になります。
もしやってないって方は、絶対にやるようにしましょう。
マジで音が変わります。
使ってみて感じた気になるところ・デメリット
一方で使ってみて感じた気になるところももちろんある。
- キャリブレーション中のブザー音がめちゃくちゃデカい
- 付属のマニュアルが読む気にならない
- 音声がサウンドバーに切り替わるのにちょっと時間がかかる
- 音量は3段階ずつ。あまり細かくは調整できない
キャリブレーション中のブザー音がめちゃくちゃデカい
最初にその空間に適した設定を行うためにキャリブレーションを行うんですが、その際に流れるブザー音がめちゃくちゃうるさいです。
いや、部屋の反響を確かめているのでしょうから仕方がないことではあるんですが…。
マンションで夜の遅い時間帯にやっちゃうとクレーム来ますよこれってくらいうるさい。
一回目21時ごろに始めたんですがあまりにうるさかったので翌日の日中にやり直しました。
結構うるさいですよって注意書きが欲しかったかな。
付属のマニュアルが驚くほど分かりづらい
本体に付属で入ってくる紙のマニュアルが死ぬほど分かりづらいです。
最近よくある多言語対応してるのはいいんですが、同じページ内に複数の言語で説明が…。
これが非常に読みづらい。
まず日本語がどこにあるのかぱっと見わからん。
さらに説明量も少ないので正直…って感じです。
ただ、幸いJBLのウェブサイトでPDFが公開されているので、こちらを参考にすれば全然問題ありません。
インターネットバンザイ。
音声がサウンドバーに切り替わるのにちょっと時間がかかる
テレビをつけた直後は普通にテレビの音が流れます。
一旦音が切れて数秒経ったのちサウンドバーから音が出てくるんですが、慣れるまではあれ?設定狂ってる?と一瞬不安になります。
特にゲームなどを繋げている場合は顕著。
立ち上がっても画面が出るまでに時間がかかったりと、起動スピードもうちょい早いと嬉しいですね。
型落ち製品なので、いつ在庫がなくなるか
Bar 5.0 MultiBeamは発売が2021年で、すでに次世代機が出ており生産完了品になっています。
つまり今店舗で売られている分がなくなると、もう中古でしか手に入らなくなるということ。
今なら買いやすい価格になっているし、気になってるなら早めに買っておいたほうがいいです。
在庫がなかったらBAR 500を買っていた
もしBar 5.0 MultiBeamの在庫が見当たらなかったら、自分はBAR 500を買っていました。
実際最後までどっち買うか迷いに迷ってウーファー置くスペースのこととか考えてBar 5.0 MultiBeamに決めています。
理由は、BAR 300を買ってしまうと、後からやっぱりBAR 500を買っとけばよかったかな〜って後悔するだろうことが予想できるからです笑
- BAR 800やBAR 1000はどう考えても我が家にはオーバースペック
- 数年使うことを考えるとBAR 300との価格差は思っているほど大きくない
価格差は大きくないとは言っても2万円ほどあるので、ちょっと予算的に厳しい〜とか、とりあえず入門的に使ってみたいという方は素直にBAR 300でも十分だとは思います。
まとめ
今回はテレビ用に購入したサウンドバー JBLのBar 5.0 MultiBeamについてまとめています。
結論から言って買ってよかった。
映画館の音が欲しいと思ってJBLのサウンドバーを色々探していて、最新のものを買おうかなとも迷ったんですが、サブウーファーついてても部屋のサイズから行ってどう考えてもオーバースペックだと思ったんですよね。
だからと言って違うメーカーのものにするのはなんか根本から違ってる気がする。
ということで、すでに量販店などで現物を見ることはできずちょっと買うのに勇気が入りますが、JBLのBar 5.0 MultiBeamを買って本当よかったです。
買ってよかったなと思う点はこの5つ。
- ウーファーもないのに低音がちゃんと鳴る
- 低音がすごいのに話し声や高音もクリア
- 立体的に音が聞こえて臨場感がヤバい
- 小さくて軽く場所を取らない
- 部屋に最適なセットアップは自動でやってくれる
ちゃんと低音も出てるのに人の声もとても聴きやすく、映画を観るのがとても楽しくなります。
一方でちょっと気になったのはこの辺。
- キャリブレーション中のブザー音がめちゃくちゃデカい
- 付属のマニュアルが読む気にならない
- 音声がサウンドバーに切り替わるのにちょっと時間がかかる
キャリブレーションの測定音の大きさにはマジでビビりました笑
また、付属のマニュアルはあれつけなくていいんじゃないかな。
あれを入れるよりQRコードをプリントしてさっさとPDFを見せる方がいいと思う。
すでに型落ちの品なのでいつ在庫がなくなるか分かりません。
気になってる方はさっさと一度買って、どうにも気に入らなかったら売るって前提で買ってみることをおすすめします。
それではまた!