こんにちは!
いやあ暑い日々が続いてますが、朝晩は多少涼しくて過ごしやすくなってきましたね。
こんなに暑いとどこにも出掛けたくないと思いがちですが、バイク乗りは汗びっしょりになりながらでも休みがあればバイクに乗りたくなるもの。
で、GoProとかでツーリング動画とか撮っちゃったりしてね。
いやあまさに私のことなんですけどね笑
そうするとだんだん、
自分のバイクから出てる音、綺麗に録音して聞きたい!
って感情が出てきたりします。
そこで去年購入したのがZOOM H2n。
これは優れもので、いろんなモトブロガーさんが使ってたりもするので聞いたこともある人も多いと思います。
で、なんだか最近Zoom H2nでバイクの音を録音する方法って言うキーワードで検索してくる人や、実際にお問い合わせフォームから、録音の設定どうしてます?って連絡がきたりしました。
と言うことで、今回は私のZoom H2nの設定についてをまとめておこうと思います。
Zoom H2nとは?
まずはそもそもZoom H2nとはなんぞや?と言う話ですが、
公式サイトによると
H2nハンディレコーダーは、XYステレオ、MSステレオ、2チャンネルサラウンド、4チャンネルサラウンドの4タイプのレコーディングモードを備えた唯一のポータブルレコーダー。また、オートゲインコントロールやコンプレッサーやリミッター、ローカットフィルター、MSデコーダーも内蔵。さらに、最新ファームウェア(Ver.3.0)を適用することで、SPATIAL AUDIO(空間音声)対応のUSBマイクとして、FacebookのVRライブ配信やYouTubeの360°動画作成にも活用できます。
らしいです。
要約しようと思っても長くなるくらい機能が豊富!ステキ!
長い!カタカナ多すぎてよう分からん!
要は、いろんなモードで録音することができて、音を大きく録音するとか、ノイズをカットするとかの機能もついてて、ファームウェアをアップデートするとUSBマイクとしても使えちゃう、唯一無二のハンディレコーダー
ってことなんでしょうが、
と、男心をくすぐるハンディレコーダーです。
元々はやはり音楽やテレビなどでも使えるようにいろんな便利機能を付けたハンディレコーダーだったようですが、時代に合わせてYoutubeなどのLIVE配信などでも使えるマイクとして機能する様にアップデートしたりと、ZOOM社の努力が見えるアイテムですね。
実際自分も使ってみて、
- 価格の割に機能がすごい!
- 電池めちゃくちゃ長持ちするやん!
- え?こんなに長時間録音できるの??
- 特定の方向からくる音だけ録音したりとかできんの!?
と、いろんなすごい!と思える機能がついているので、なんともオススメできます。
Zoom H2nの優れたポイントはズバリ!
Zoom H2nのいいところはたくさん挙げられますが、その中でも私が一番ここがすげー!と思っているのは、
電池の長持ち具合と連続録音時間の長さ
です。
iPhoneなどで録音を行うと、まあだいたい1時間から2時間くらいでバッテリーが見る見る削れていきます。
すると他のこともできなくなるので困りますね。
あー困った。
よし、Zoom H2nを使おう!
なぜならこいつは、16GBのSDカードと単三電池が2本あれば、連続で20時間以上録音ができますからね。
そう、20時間ですよ20時間。
正直音の良さとかだけならもっといいスペックの奴はあるでしょうし、もう少し安い価格帯のものでも十分な機能を有しているものもあります。
ですが、小型のものは単四電池だったり、ボタン電池だったりで、もっとハイスペックなものはリチウムイオンの充電池だったりと、なんだかいまいち使い勝手がよくない。
単四はまだ許せますが、単三と比べると微妙にお高いですしね。
その点このZOOM H2nは日本なら全国どこでも手軽に手に入れることができる、単三電池で20時間連続で録音することができる優れものです!
もちろんSDカードの容量に依存しますが、1時間半くらいバイクに乗ってその間録音しっ放しにしておいてもだいたい600MBくらい。
16GBのSDカードを入れておけば単純に電池の持つ間は何も考えずに録音し続けられる計算です。
Zoom H2nで録音するとはこう言うことだ!
それでは実際に私が録音した音を聞いてみましょう。
つい最近録音したばかりですが、バイクで走っている最中の音になります。
どうです?
めっちゃキレイに録音できてますね。
私のバイクのマフラーはノーマルなのでこんな感じですが、もっといい音するマフラーを付けている方のバイクで録音したら、まあ気持ちいい音が録音できるでしょう!
でも設定が色々と面倒臭いんでしょう?
と思ったあなた、ちなみに私が録音した時の設定は次の通りとなります。
Zoom H2nでバイクの排気音をキレイに録音する設定
- 録音モード:MSステレオ
- ゲイン:2
- 録音中は動作ロック
以上。
え、めっちゃ簡単!
上記の設定で、さっきの音は録音しています。
はいそうです。
バイクの排気音をキレイに録音するのって、実はめちゃくちゃ簡単なのです!!
ちなみに録音モードをMSステレオにしているのには理由があります。
それは4chサラウンドなどで録音してしまうと、どうしても余計な音(対向車とか前の車の音とか)まで入ってしまうから。
また、ゲインもーど10段階で設定できるのですが、敢えて2に設定しています。
低すぎるんじゃないの?
と思った方もいるかもしれませんが、全然問題ありません。
むしろ4以上などに設定してしまうと音が割れることになってしまいます。
なのでゲインは2であれば十分となります。
もちろん人の声を録る時などは、
- 外なのか部屋の中なのか?
- 対象の人物とZoom H2nの距離はどれくらいあるのか?
- その人は声が大きい方か小さい方か?
などの条件に合わせて前もって設定を行う必要がありますのでご注意ください。
ZOOM H2nは高精度なマイクが積まれていて、細かく設定を行うことができるため、どんなシーンでもいい音で録音できる優れたハンディレコーダーであることが、だんだんと理解していただけたのではないでしょうか。
ZOOM H2nで風切り音を入れないためのコツ
とはいえやはり高精度なマイクであるので、直接風に晒すと思いっきり「ゴゴゴゴゴ!ビュー!シャー!バリバリバリ!」と言った風切り音が入ってしまいます。
そこで登場するのがこれ「ウインドスクリーン」
もじゃもじゃした毛が生えてるカバーですね。
テレビの収録なんかの風景で、マイクさんが持ってるマイクに毛が生えているのはこう言う理由です。
海辺なんかではこれを被せていても風の音が入ってしまいますが、こいつをマイク部分に被せてあげると毛が風が直接マイクに当たるのを防いでくれるので、風切り音を防ぐことができます。
でも、実はこんなウィンドスクリーンなんかを付けなくても風切り音を防ぐ方法が一つあります。
それは、
ズボンのケツポケットに入れること。
Zoom H2nは結構縦長に作られています。
なのでケツポケットに入れても、端の方に寄せてしまえば尻に当たって邪魔!と言うこともありません。
代わりにシートに座り直したり、お尻を動かしたりすると若干ギュッギュ!と言った音は入りますが、よほど注意してないと気付かない音ですし、バイクが動いている最中ははっきり言って聞こえないので、安心してください。
実際上に載せている録音した音も、デニムのケツポケットに入れて録音したものです。
ウィンドスクリーンなんてわざわざ別で買わなくても、ケツポケットに入れて走るだけで、風切り音を入れずにバイクの音を録音することができるので、まずはこれで十分だと思います。
Zoom H2nまとめ
- Zoom H2nはZoom社が作った低価格で高性能なハンディレコーダー。
- プロフェッショナルなシーンでも利用できるくらい高性能なので、趣味で使うにはぶっちゃけオーバースペックと言ってもいいくらい。
- 16GBのSDカードでWAV形式でおよそ25時間連続で録音できるなど、データ容量も軽く作られているので、後からの編集も楽で助かる。
- また、単三電池2本で稼働するので、いざ電池が切れても近くのコンビニですぐにバッテリーを補給できとても便利。
- しかも今でもファームウェアのバージョンアップは続いており、USB接続でパソコンに音声を取り込むマイクとしての役割を持たせることもできる様になった。
- バイクの録音以外にも環境音(雨や滝、海など)の録音を行ったり、イベント(お祭りや体育祭、スポーツ大会の応援)の録音も行えるので、いろんなシーンで活用することができる。
と言うことで、一眼レフカメラを持っている方なら、例えば花火の映像をカメラで撮りつつ、Zoom H2nで音を録音したりすると高音質で録音できるのでとてもオススメです。
ちなみに私は買って1年半近く経ちますが、まだ一度も電池を変えていない笑
流石に連続で録音しても20時間近く持つとなるとなかなか切れません。
GoProで1時間も撮影すると、後の編集がやたら大変になるので結局30分くらいで切ることも多く、1年半でも20時間も使ってないんだろうなと。
と言うことで若干オーバースペック気味な感じもしますが、
- 音楽をやっている人
- 趣味の音を高音質で録音したい人
- Youtubeなどで生配信とかしてみたい人
などの方にはとてもオススメなハンディレコーダー、それがZOOM H2nです!